形態係数から放射熱伝達率¶
I. 評価法¶
室 \(i\) に属する面 \(j\) の表面温度が、室 \(i\) 内の平均放射温度に寄与する割合 \(f_{mrt,i,j}\) は、式(1)で表される。
ここで、
- \(f_{mrt,i,j}\)
- 室 \(i\) に属する面 \(j\) の表面温度が室 \(i\) 内の平均放射温度に寄与する割合, -
- \(h_{r,i,j}\)
- 室 \(i\) に属する面 \(j\) の放射熱伝達率, W/(m2 K)-
- \(A_{j}\)
- 面 \(j\) の面積, m2
である。
室 \(i\) に属する面 \(j\) の放射熱伝達率 \(h_{r,i,j}\) は、式(2)で表される。
ここで、
- \(\epsilon_{j}\)
- 面 \(j\) の放射率, -
- \(f_{i,j}\)
- 室 \(i\) 内の微小球からみた面 \(j\) への形態係数, -
- \(\sigma\)
- ステファン・ボルツマン定数, W/(m2 K4)
- \(t_{mrt,i}\)
- 室 \(i\) 内の平均放射温度, ℃
である。
ステファン・ボルツマン定数 \(\sigma\) は、 \(5.67 \times 10^{-8}\) W/(m2 K4) である。また、平均放射温度 \(t_{mrt,i}\) は、 \(20\) ℃ とする。
室 \(i\) 内の微小球からみた面 \(j\) への形態係数 \(f_{i,j}\) は、式(3)で表される。
ここで、
- \(f_{i,k}\)
- 室 \(i\) 内の微小球から同一方位となる表面のグループ \(k\) への形態係数, -
- \(A_{i,k}\)
- 室 \(i\) 内の同一方位となる表面のグループ \(k\) の面積, m2
である。
室 \(i\) 内の微小球から同一方位となる表面のグループ \(k\) への形態係数 \(f_{i,k}\) は、式(4)で表される。
ここで、
- \(\bar{f_i}\)
- 非線形方程式 \(L(\bar{f_i})=0\) の解, -
- \(r_{a,i,k}\)
- 同一方位となる表面のグループ \(k\) の面積が室 \(i\) 内の表面積の総和に占める比, -
である。また、 \(\mbox{sgn}(x)\) は符号関数であり、 \(x>0\) で \(\mbox{sgn}(x)=1\) を、 \(x=0\) で \(\mbox{sgn}(x)=0\) を、 \(x<0\) で \(\mbox{sgn}(x)=-1\) をとる。
\(\bar{f_i}\) は、式(5)の非線形方程式 \(L(\bar{f_i})=0\) を解くことで求まる。
室 \(i\) 内の同一方位となる表面のグループ \(k\) の面積の比 \(r_{a,i,k}\) は、式(6)で表される。
室 \(i\) 内の同一方位となる表面のグループ \(k\) の平均放射率 \(\epsilon_{i,k}\) は、式(7)で表される。
室 \(i\) 内の同一方位となる表面のグループ \(k\) の面積 \(a_{i,k}\) は、式(8)で表される。
II. 根拠¶
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